TGS2019に初参戦したので、その備忘録。

 

そもそものきっかけ

東京ゲームショウなる楽しげなイベントがやってるのはなんとなく知りつつ毎年家でゴロゴロしていた。だが今年は大大大好きだったFFCCのリマスター版の展示があり、さらにオープニング・エンディング曲のLiveステージがあると聞き、こりゃもう行かねばとなったわけである。

FFCCといえば音楽の評価がめちゃくちゃ高いゲームであり、特にボーカル付きのカゼノネ(OP)・星月夜(ED)ったら最高なのである。そしてFFCCといえば非常に面白かったにも関わらず、当時高年齢のゲーマーにはあまり普及しなかったらしいGCで、しかもGBAケーブルとGBAが人数分ないとマルチが遊べないとかいう鬼畜仕様故か知名度が不当に低いゲームである。でも良作だったんだよ!!!オンラインマルチがやりやすい環境に移植されるのをファンはず〜っと(16年以上)待っており、さらにそのLiveステージがあるなんて感涙ものである。

しかし、TGSに行ったことないけどLiveステージに人数制限は無いのだろうか?FFCCファンなんて熱心な人が多そうだし、競争率がひどいのでは?昨年移植の発表があったときのTwitterなんて「お前ら今までどこに隠れてたんだよ」と思っちゃうほどファンが湧き出てきた記憶があるぞ?会場にたどり着いてもLiveを観られず悲しい思いをすることになるのでは?と不安になりつつ、「可能性を放棄するより行動した上でダメだった方がマシ」と参戦を決めた。

前日までの準備

とにかくまずはチケットだ

まずはチケットをとる。Liveがあるのは9/15日曜日の一般デイである。TGSは平日のビジネスデイとその後の土日一般デイで成り立っているらしく、一般デイのチケットは直前の金曜夜まで買えた。参戦するかギリギリまで迷ったので、9/13チケット購入→9/14コンビニでチケット購入 というギリギリスケジュールである。サポチケなるファストパスのようなものもあるらしいと後から知った。

装備を整える

手荷物検査があるらしいので、なるべく簡素に荷物をまとめる。

  • チケット
  • 財布
  • スマホ
  • スマホの充電器
  • ハンカチティッシュ
  • パウチタイプのスポドリ(凍らせたの1つ、常温のを1つ)
  • カロリーメイト
  • メモ帳
  • 筆記具
  • 折りたたみ軽量日傘
  • 扇子

混んでる屋台に並ぶ余裕があるかわからないので、あらかじめ軽食を買っておく。9月に入ったとはいえ、残暑が厳しいので暑さ対策。日傘が許可されてるかは調べてもわからなかったけど持って行った。待機列で使えたがかなり助かった。会場近くで団扇の無料配布があったので扇子は無くてもよかったかも。パウチタイプのスポドリは大正解だった。1つを凍らせて、常温のやつとくっつけて持って行ったけど、常温のやつが凍らせたやつに冷やされて美味しい!常温のが空になる頃には凍らせたやつが溶けて飲み頃になっている。反省点は、日焼け止めが汗でけっこう落ちちゃったので現地に持って行くべきだったことかなー。

乗り換え情報や会場MAPのスクショをバシバシとり、スマホに保存。TGSの公式アプリとやらも一応インストールした。

会場にたどり着くまで

さて、当日は色々電車を乗り換えて海浜幕張駅から会場(幕張メッセ)に向かう。

8:39 海浜幕張駅着。混雑がひどいときいて身構えていたけど、電車も駅ホームも平日の新宿山手線と比べると大したことなくて拍子抜けした。

一人なので早歩きで待機列へ。集団でのんびり歩いている人を追い抜けるのが一人参戦の強み。よく晴れた日で暑かったので日傘を持って行って正解だった。「待機列は○人ずつ並ぶ」等の指示はなく、場所によってはのんびり歩く人を早歩きの人が追い越す場面も。コミケほどガチガチの待機列ではなかったのでこちらも拍子抜け。

9:30開場後、待機列がじりじりと進み、10:10には会場に入れた。FFCCの整理券は10:00には終了報が流れていた。遊べないのは残念だけど人気があるのは嬉しい。泣かない。

Liveステージまで時間を潰す

スクエニコーナーのスタッフさんにきいてみたところ、Liveステージの整理券はなし。時間になったらステージ付近に来てくれればOKだけど、はやめに来た方がいいらしい。

まずはFFCCの展示をみる。クリスタルゲージのオブジェ、実物を見たかったのでとても嬉しい。複製原画も撮影OKだったのでバシバシ撮る。鉛筆のタッチを観察できて大興奮。しゅごい。

14:05のFFCCステージの前にもいくつかステージイベントがあるので、近くの休憩所(椅子が大量に並んでいる)に座って様子を観察する。ついでに水分を補給しカロリーメイトで腹ごしらえ。1つのステージが終わった後、観客を退去させて待機者と入れ替えるようなことはしていない様子。その気になれば、全ステージを最前列に座りっぱなしで鑑賞とかもできるわけだ。

少なくとも1時間前にはスクエニブース付近に戻ると決め、少しだけ会場内をぶらつく。モンハンブースに行ったらのちょうどハンターさんの撮影タイムだったり、もう一回行ったらアイルーの着ぐるみ撮影タイムだったりした。ラッキー。

試遊はとくにしなかった。FFCCのLiveのみを目指して来たので、他のことをやろうとしても落ち着かないのである。。。

Liveステージの場所取り

1つ前のステージが終了する15分前くらいから、ステージ前の人だかりに入りこむ。人が抜けたりで前から4〜5列付近がスカスカしており、横から入れた(ステージ観客を囲むように紐の柵?があり、スタッフさんに目配せすれば柵をあげて適当な場所に入れてもらえます)。マーベルのゲームのイベントだったけど「ふええCGリアルやのう」と小学生以下の感想を抱いた。きれいでした。

前のイベントが終わって、はけて行く人の間をぬって前へ移動。前から2列目を陣取ることができた!大勝利!!!私と同じく、続けて次のステージを見る人も多かった印象。けっこう人が密集してる気がするし、待機時間中に振り返ったらよく見えなかったけど結構人が多いような。はやめにスタンバイしておいて正解だったみたい。

いざLiveステージ

最高だった。

マルチプレイは「そうそうFFCCのマルチってこんな感じ!」とわくわくしたし、デザイン裏話は興味深かった。22分あたりの「モンスターが〜」のくだりは中継だとわかりづらかったと思うんだけど、会場ではわりと大きめの虫(モンスター)がブンブン飛んでいたのでしたw。

そしてYaeさんのライブ!カゼノネはさらに深みが増して美しいし間奏でくるくるするYaeさんかわいい。星月夜は谷岡さんが伴奏という贅沢さ。聴き入ってうるうるしてしまったけど泣いてる人もチラホラいた。わかる。

千葉の台風被害でまだご自宅が停電中とのことで、そんな中この歌声を届けにきていただけて本当に頭が下がるばかり。。。1日も早い復旧をお祈りいたします。

ステージが終わった後、観客と一緒に記念撮影があってほっこり。私はちょうど板鼻さんの背後あたりに隠れてしまいましたw あとから写真をみたら、本当に人が多くてびっくり!FFCCファンがこんなに集まっていたと思うと本当に嬉しい。

ステージが終わったらまっすぐ帰ります。海浜幕張駅はそれなりに混んでましたが、入場制限はまだされていませんでした。電車の方向にもよるのかもしれませんが、ホーム端の車両は案外空いていました。暑さと疲れで帰りの電車中少し頭痛がありましたが、それ以上の満足感に浸りました。

2020年1月23日の発売日が待ち遠しいです。